2021年1月に厚生労働省より民間企業や公的機関などにおける、「令和2年障害者雇用状況集計結果」が公表されました。
「令和2年障害者雇用状況の集計結果」のまとめとその結果を元に弊社より法定雇用率 2.3%に向けたご提案をまとめましたのでご案内致します。
障害者雇用に取り組まれる皆様の一助になれば幸いです。
「令和2年障害者雇用状況集計結果」より民間企業における障害者雇用の状況
障害者雇用の実数および実雇用率はそれぞれ増加し、上昇している。障害者の雇用数は前年比17,684人増加し578,292人になり、雇用率は0.04ポイント上昇し2.15%になっている。しかしながら、2021年3月までに法定雇用率が2.3%に引き上げられることを考えると、更なる対応が求められる。2020年の身体障害者の雇用者数が1,935人しか増えなかったのに対して、知的障害者の雇用者数は5,824人、精神障害者の雇用者数は9,925人増えており、このトレンドは続くと考えられる。今回初めて離職率について計算してみた。全体の離職率は7.1%であるが、精神障害者の離職率は11.7%と高く、定着が難しいことが数字からも確認できた。
弊社の提案
障害者サテライトオフィス雇用プラン
障害者サテライトオフィス雇用プラン(精神障害をお持ちの方の戦力化を目指す)を利用していただき、安定した障害者の雇用を実現するとともに、成果を企業にお返しする。2019年1月にサービスを開始してから、3年目になりますが、2社で合計9人の就労を支援しており、定着率は100%となっています。障害者の中には、もともとの潜在能力が高い人がいるため、業務のレベルアップを検討しているケースがあることを考えると、数合わせ以上の障害者雇用の可能性を強く感じます。
在宅就労をサポート
上記の障害者サテライトオフィス雇用プランに付随し、新型コロナ感染予防のため、サテライトオフィスでの就労に加えて、在宅での就労をテレビ会議システムを活用したリモートにて支援し、就労定着を目指すことを取り組んでおります。
有料職業紹介
弊社は有料職業紹介の許可もいただいていますので、特例子会社の管理者や障害者手帳をお持ちの方をご紹介することもできます。
グループ会社のサービスになります。詳細はこちらをご覧ください。
精神科に特化した訪問看護の導入
企業の従業員(メンタル不調で出勤が安定しない方、障害者手帳の有無は関係なし)に、精神科に特化した訪問看護の導入をお勧めしています。企業にお話をお伺いする中で、企業内の保健師さんからご相談があり、訪問看護の導入を検討したケースがあります。精神科の病棟及び訪問看護の経験のある看護師による訪問看護は休職中および復職後の支えになると期待しています。訪問看護は従業員様と弊社の直接契約になります。自立支援医療制度の活用により、自己負担は1割になります。
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NPO法人 アート・オブ・ザ・ラフダイヤモンズ
最後に、NPO法人アート・オブ・ザ・ラフダイヤモンズと共同で、上場会社1社と障害者手帳をお持ちのアーチストの在宅雇用のモデルを構築中です。ご関心のある企業様はご連絡いただければと思います。
ご興味がある方は
本件の詳細は、「令和2年 障害者雇用状況の集計結果」と法定雇用率2.3%に向けたご提案のレポートをご確認ください。
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